美容室で「レイヤー入れておきますね」とか「グラデーションにしておきました」と言われた事がありませんか?
でもグラデーションとレイヤーとで何が違うのかイマイチ分かりにくいですよね。
ということで、今回はグラデーションとレイヤーの違いについて解説していきます。
グラデーションとは?
まずグラデーションから説明させていただきますと、下の髪よりも上の髪の方を長くカットすることです。
と言いましても以下のような意味ではありません。
上の図のような切り方は、内巻きをし易くする時に使う事がありますが、一般的にグラデーションと呼ばれているのは以下のようなイメージを指すことが多いです。
「上の髪の方が短いじゃん」と思った方もいるかもしれませんが、実際に長さをはかってみると、実は下図のように上の髪の方が長いです。
レイヤーとは?
そしてレイヤーはというと、下図のように下の髪よりも上の髪を短くカットすることを言います。
下ろした状態は以下のようなイメージです
つまり、レイヤーの方がグラデーションよりも軽いイメージになります。
ネット上でグラデーションやレイヤーといった言葉を調べると「グラデーション⇒上の髪が下の髪より長い」「レイヤー⇒上の髪が下の髪より短い」と説明されていりる事が多いのは、こういった理由からなのです。
しかしこれだと分かりにくいと感じる方は、下ろした状態ではグラデーションもレイヤーも上の髪の毛先は下の髪の毛先よりも高い位置にあり、その差が多い(軽くなる)のがレイヤー、差が少ない(レイヤーよりも重い)のがグラデーションと思っていただければ大丈夫です。
ワンレングスとの境界線
ちなみにグラデーションは上の髪の方が長いと言いましても、切り口の角度が45度だとワンレングスになり、それ以下だとイングラデーションになってきます。
なんだかこんがらがってしまうかもしれませんね。
しかも、ひとことでグラデーションとかレイヤーといっても角度に幅があることがお分かりいただけると思います。
ですので、美容室でオーダーする際に「グラデーションを入れてください」とか「レイヤー入れてください」と言葉で伝えただけでは、あなたが望んでいる事が明確には伝わりにくいのです。
あなたが希望するスタイルが明確にある場合は、是非とも画像を持っていく事をおすすめいたします。