「アミノ酸系シャンプーは髪に良い」は本当か?!

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アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーは良いシャンプーだと信じて疑わないあなたは危険かもしれません。

知るとショックを受けてしまうかもしれませんが、あなたには間違った情報に振り回されて欲しくないので真実を語らせていただきます。

まずは論外の情報をご紹介。

たまにアミノ酸は私達の身体をつくるたんぱく質だから、アミノ酸系シャンプーを使えば使うほど髪に良いなどという間違った情報が紹介されていますが、アミノ酸系シャンプーというのは”アミノ酸系の界面活性剤”を使用しているのですが、アミノ酸とアミノ酸系界面活性剤は別物です。

アミノ酸系界面活性剤は、比較的刺激が少ない傾向にある事は間違いありませんが、決して髪に良いものではありませんのでご注意ください。

実は解明されていないことが多い。

また、ネット上にはどのシャンプーが一番良いシャンプーなのかを比較しているサイトをよく見かけます。

最も多く見るのが「アミノ酸系シャンプーは刺激が少ないので髪や頭皮に優しくて最もおすすめ」といった文言です。

最初に事実をお伝えしておきますが、現代において化学物質が人体に及ぼす影響は色々と分かってきたものの、そのメカニズムは解明できていないというのが現状です。

人体の謎

意外と多くの方が、製品化されているもの(特に日本製のもの)は科学的に安全が証明できたものだけを使用していると思っているようですが、実はそうではないという事なんです。

ただ単に、これまで長年使用しても大きな問題は少なかったという理由で使用されていたり、中にはよくわかっていない成分であっても、国が使用を禁止していないからという理由で使っている例も少なくないのです。

アミノ酸系シャンプーも例外ではありません

アミノ酸系シャンプーに関しても刺激が少ない事は分かっていますが、なぜ人体に刺激が少ないのかは、実はハッキリと解明されていません。

ちなみに原料が天然由来だから安全というのは安直過ぎます。

化学的に手を加えた時点でそれはれっきとした化学物質になるので、例え原料が天然といっても人体に及ぼす影響のメカニズムは解明できていないのです。

厳しい言い方をすると、原材料が天然だから安全であるとは限らないことはメーカーも分かっているはずなのに、商品を売りたいがために調子の良い事を言っているとしか思えません。

※まあ、消費を促すためには仕方のないことなのかなと私は理解しているつもりですが、度を過ぎた誇大表現をされると、お客様に理解してもらうのに苦労するので程々にして欲しいと思います。

そもそも「刺激が少ない」ってどういうこと?

世間ではアミノ酸系シャンプーは刺激が少ないと言われているのですが、先程も申し上げた通り実はよく分かっていない部分が有るにもかかわらず、何を以って刺激が少ないとされているのでしょうか?

まず第一に洗浄力の弱さがあげられます。

ちなみによくネットで、アミノ酸系界面活性剤は不要な汚れだけを落として皮脂などは落とし過ぎないなどと紹介されていますが、そんな魔法のようなセンサー機能は持ち合わせておらず、ただ単に洗浄力が弱いだけです。

 

また、アミノ酸系界面活性剤はpHが弱酸性の領域で洗浄効果を発揮し易い性質を持っている事が多いので、アミノ酸系シャンプーは弱酸性であることが殆どです。

そして健康な肌は弱酸性なので、同じ弱酸性であるアミノ酸系シャンプーは刺激が少ないと言われているのでしょうが、「アルカリ性だから刺激が少ない=髪や頭皮に優しい」とは限りません。

肌というのはアルカリ制に傾いても自然に弱酸性に戻るのですが、この一連の流れが程よい刺激になって新陳代謝を促すので、弱酸性のシャンプーで過保護に扱うのはどうか?という考え方もあります。※これも先程申し上げた通り、完全に解明されていないので、あくまでひとつの考え方に過ぎませんので念のため。

「シットリした仕上がり」の正体は!?

また、アミノ酸系界面活性剤のもう一つの特徴として、水分となじみやすく残留しやすいということがあげられます。

よくこれを「シットリした仕上がり」とうたっているようですが、ただ単に水を含んだ界面活性剤が残留してしまうだけです。※ものは言いようとはこのことですね!

欠点をカバーすると…!?

又、今説明した「洗浄力の弱さ」と「残留し易い」というデメリットをカバーするために、洗浄力の強い高級アルコール系界面活性剤を混ぜた商品が出回っていたりしますが、これだと「刺激が少ない」という部分が薄れてしまいますよね?

注意すべき点は界面活性剤だけではありません

シャンプーというと、アミノ酸系や高級アルコール系などの界面活性剤が身体に与える影響ばかりがピックアップされていますが、その他にも防腐剤、酸化防止剤、保湿剤、香料、着色料という名目で配合されている化学物質が含まれておりますし、当然アミノ酸系シャンプーにも含まれています。

そして残念ながら、やはりそれらの化学物質が身体に与える影響とメカニズムは解明されていないことが多々あります。

以上のことから、アミノ酸系シャンプーは安全であるという神話を信じる事が、いかに危険なことかお分かりいただけたかと思います。

注意しましょう

また、アミノ酸系シャンプーに限らず、化学物質を使用している殆どの製品は、製造しているメーカーでさえ人体への影響を完全に把握できていないと考えられるので、ネット上でもっともらしく「〇〇という商品は××という成分を使用しているので安全です」みたいな情報を鵜呑みにしないように注意しましょう。

私の方針

ここまでの説明をまとめると、結局どんなシャンプーを選べばよいの?という質問に対しては、実際に使ってみて相性の良いシャンプーを選ぶしかないという結論に達します。

しかし、それでは味気ないという方のために、現時点で私が調べて分かっている事実のみを考慮して私なりの判断基準でおすすめ商品をご紹介させていただきます。

 

橋本純一

 

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