中国産の色々な商品のお粗末さがテレビなどで流れていたりすると、日本の商品の素晴らしさを実感すると思います。
しかし、あまり過大評価すると危険です。
日本の商品だって、結構いい加減なものがあるのですよ。
科学的や医学的に証明されていない商品でも普通に販売できる
シャンプーを含め化粧品や食品など、私たちの身の回りのものには化学物質が含まれています。
詳しくは化学物質が人体に及ぼす影響や科学的根拠と医学的根拠を参照していただきたいのですが、分かり易く言うと色々な化学物質を含んだ商品が人体に及ぼす影響というのは、実はよく分かっていない事が多いのです。
例えば、アミノ酸系シャンプーは人体に優しいと言われていますが、
何故優しいのかを化学式などを用いて完全に証明することは出来ていないという事です。
別の言い方をすれば、医学的や科学的に安全が保障されていない商品であっても日本で販売することが出来るという事です。
更に乱暴な言い方をすれば「薬機法(旧薬事法)」や「景表法」にひっかからなければどんな商品でも販売出来てしまうのです。
例えば素人に毛が生えたような人間が、よさげな成分を適当に配合して髪にやさしいシャンプーを販売したとしましょう。
これは法律的にダメでしょうと思うかもしれませんが、余程髪に悪いシャンプーでなければ販売しても問題ありません。
なぜなら髪を修復すると言っているわけではないですし、何と比べて髪に優しいとも言っていないですし、そもそも髪に優しい定義ってなに?と販売者が開き直るかもしれません。
最悪の場合、悪魔の証明を持ちだして「このシャンプーが髪に優しくない証明してみろ」と逆切れされるかも…。
このように日本の商品だからといっても必ずしも信頼できる商品ばかりではないどころか、実はいくらせもインチキ商品を販売することが出来てしまうのです。
勿論、日本には日々研究を重ねて真面目に商品開発に取り組んでいる方々も大勢いますので、世界的に見て日本の商品は信頼性の高い商品もたくさんあるのは確かですので念のため。
インチキ商品・詐欺商品に騙されない方法
ではどうすれば信頼できる商品を探すことが出来るのでしょうか?
以下のページで解説しています。
⇒ネット情報に騙されない方法