化学物質が人体に及ぼす影響

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化学物質が人体に及ぼす影響

あなたの身の回りのあらゆるものには化学物質が含まれているのですが、化学物質が人体に及ぼす影響というのは、分かっていることよりも分かっていない事の方が圧倒的に多いです。

何故なら、人体について解明できていないことが山ほどあるからです。

例え化学反応式が分かっていたとしても、人体の事が解明できていなければ化学物質が人体に及ぼす影響を全て解明することは出来ないのです。

不確実

目次

シャンプーが人体に及ぼす影響も全て解明出来ているわけではありません

シャンプーなどの化粧品や医薬部外品、他にも洗剤、塗料、接着剤、殺虫剤、防虫剤、芳香剤、衣類、更には食料品にも化学物質が含まれているものが数多く存在します。

その化学物質は我々の生活を便利で豊かにしてくれるのですが、その反面リスクもあります。

化学物質が環境や人体に与える悪い影響のことを「有害性」と呼び、その有害性の強さと量で「リスクの大きさ」が決まります。

体内に入るものの有害性は強くないのですが、量が多ければリスクは高まります。

よく商品の使用上の注意に適量や使用量が記載されているのは、この「量」を制限するために記載されているわけです。

勘違いしてはいけません!

ここで注意していただきたいのですが、使用上の注意を厳守していれば安全が保障されていると勘違いしないようにして下さい。

冒頭でもお伝えした通り、化学物質が人体に及ぼす影響が全て解明されていない以上、安全が保障されることはないのです。

じゃあ使用上の注意に書かれている数値は何なの?

安全が保障されていないのなら使用上の注意に書かれている数値は一体全体何なのだろうと思いますよね?

あの数値は、過去の統計や不確実な要素などを考慮して算出された数値です。

分かり易く言うなら安全と思われる数値です。

「思われる?!なんて無責任な!」と感じるかもしれませんが、これは仕方のないことなのです。

なんせ解明できていないことが山ほどある人体が相手なのですから化学反応式のように反応前と反応後を明確に表現することなど出来ないのです。

じゃあ何を参考にすればよいのか?

勿論、当サイトの情報も不確実な要素が含まれていることは否めませんが、我々美容師は多くのお客様の体験や声を聞くことが出来ます。

「シャンプーは何を使っていますか?」という質問から始まり、そのシャンプーで何か不都合や体への影響はないですか?という具体的な質問と回答も得られます。

又、お客様に合ったシャンプーなどを販売して、その感想も直接聞くことが出来ます。

メーカーなどへも意見は届くでしょうが、やはり面と向かって直接いろいろな事を聞き出せるというのは大きな強みでしょう。

私も現場でのお客様の声を聞いたり出来る限りの文献を読んで勉強をしていきますので、是非とも当サイトの情報を参考にして、あなたの美容ライフにお役に立てればと願っております。

橋本純一

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