ネットでアイロンとコテの違いについて調べてみると、多くの美容師さん達がアイロンはストレート時に使うもので、コテはカールの時に使うものと説明していると思いますが、実は美容器具にはストレートアイロンも丸型アイロンもありますし、コテも丸型とストレート(平型)がありますので、話はそんな単純ではなさそうです。
それに、床屋さんの認識も美容師の認識とはちょっと違います。
アイパーとアイロンパーマは全く違います
床屋さんでのアイロンとコテの認識を説明する前に、まずはアイパーとアイロンパーマの違いを説明していきます。
アイパーとは
アイパーってアイロンパーマの略だと思っている方がいるかもしれませんが、実は全然別物です。
アイパーというのは細くて平らなコテを使って、根本を曲げてボリュームを抑えたり、
中間部などを曲げて形作りながら、基本的にストレートっぽいスタイルに仕上げます。
さて、ここで混乱します。
Youtubeなどを見ると、コテでアイパーしますと言っている理容師さんを多く見かけますが、理容師さんによっては、それを平アイロンとか平型アイロンと呼んだりしているようです。
※ペリカンアイロンという平型のアイロンもよく理容室で使われているようです。
アイロンパーマとは
次にアイロンパーマですが、これは丸型や多角アイロンを利用したカールスタイルを指します。(いわゆるパンチパーマもアイロンパーマの一種です)
ただ、平型のコテ(平型アイロン、ペリカンアイロン)でもカールは作れますので、やはり混乱してしまいます。
結論
結局どうなのよ?というはなしですが、理容師さんのSNSや、美容・利用器具のメーカーのホームページ、そして知り合いの理容師さんなどに話を聞いてみたのですが、どうも明確な定義は見当たりません。
なので、私は美容師ですので美容師のあいだで通説となっているストレートがアイロンでコテがカールという事にしておきますが、理容室の事例もありますので、明確な定義はないと考えておいてもいいのかもしれませんね。
もし明確な定義があるという方は是非メールください!