「似合うヘアスタイルにして下さい」は危険?!

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似合うスタイル

あなたも美容室で 「似合うヘアスタイルにして下さい」と言ったことがあるのではないでしょうか?

しかし、この言葉だけでは満足出来ないヘアスタイルになる可能性が高くなりますので注意が必要です!

 

目次

美容師とお客様の考え方はこんなに違う!

「似合うヘアスタイルにして下さい」だけでは、なぜ満足出来ないヘアスタイルになる可能性が高くなるのか?

それは、美容師が考える「似合うスタイル」が、お客様の好みであるとは限らないからです。

これは是非とも理解していただきたいのですが、美容師が似合うスタイルを提案する時は、お客様の骨格や髪質、雰囲気などを考慮して決めていきます。

事前にカウンセリングを行えば、更に”お客様の好きなスタイル”や”嫌いなスタイル”なども考慮していきますが、「似合うヘアスタイルにして下さい」だけでは、お客様の好きなスタイルや嫌いなスタイルは分からないのです。

脳

 

ズレが生じるメカニズム

また、これも理解していただきたいのですが、お客様の中には自分に似合うスタイルなんてあまり無いのではないかと決めつけている方が結構いらっしゃいます。

しかし実際は、結構な数のお客様に似合うスタイルが美容師の頭の中に浮かび上がり、その中からチョイスするという流れになります。

カウンセリングがしっかり行われていれば、お客様の好みを反映させてチョイスする事が出来るのですが、カウンセリングを行っていない場合は、美容師に好みは伝わっていませんので美容師のみの判断になり、それがお客様の好みと合うかどうかはギャンブルでしかないのです。

 

見ただけでは絶対に好みを判断出来ない理由

たまにですが、美容師さんの中にはその日のお客様の服装や髪形を見ただけで好みが分かるという人がいるらしいです。

しかし、お客様の中には美容室に行く事が特別と考えていて、普段とは違う服装(少し頑張った服装)で来店される方も実際におります。

また、その日の髪型が実は前回他の美容室で気に入らなくてお直しに来店される方もいます。

それらは直接聞かなければ絶対に分からない情報だと思います。

何年も担当している美容師であればお客様の好みも把握しているでしょうが、そうでない場合は必ず施術前に最低でもあなたの好みのスタイルは伝えておきましょう。

殆どの美容室では施術前にカウンセリングを行うので問題ないと思いますが、たまに「私に全てお任せください」的な美容師にあたってしまうと一方的なスタイルの押し付けになってしまうかもしれませんので注意しましょう。

注意:「私に全てお任せください」というのは、演出のためであったり、その他何かの狙いがあって言っている美容師さんもいると思いますので、全てを否定している訳ではありませんので念のため。

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